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コンタクトレンズの汚れが落ちない!目のトラブルを防ぐ正しいレンズケアとは?

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コンタクトレンズの汚れが落ちない!目のトラブルを防ぐ正しいレンズケアとは?

コンタクトレンズをつけている人は1800万人を超えています。そのうち年間100万人以上が目にトラブルを起こしているといいます。目に直接入れるコンタクトレンズは正しくお手入れをしないと様々なトラブルの原因となります。

最初はきちんと手入れしていたのに慣れてきたらちょっといいかげんになっているかも…あらためてコンタクトレンズのお手入れ法を復習してみましょう。

 

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コンタクトレンズが汚れる理由は?

出典:日本コンタクトレンズ学会

コンタクレンズを使っていて、目にトラブルを起こすいちばんの原因は「レンズの汚れ(23.6%)」です。「こすり洗いをしていない(13.0%)」ことも3位になっています。

目に直接触れるコンタクレンズですから汚れたレンズでは目によいはずがありません。汚れには涙の成分による汚れで、タンパク質や脂質、カルシウムによるもと外側からの汚れで、装着の時の手の汚れや、花粉、ホコリ、タバコの煙などの汚れがあります。

レンズの汚れによって起こること

  • レンズの着色、変形、親水性のの低下を引き起こす
  • 汚れがひどいと酸素透過性を低下させる可能性があり、目が酸素不足になる
  • レンズの表面のすべりが悪くなり角膜に傷がつき、核膜の病気を引き起こす
  • 結膜にアレルギー反応を起こし巨大乳頭結膜炎の原因になる

 

毎日行う正しいコンタクトレンズの基本と注意事項

  • レンズケアは決して手を抜かず、正しい方法で毎日行うこと
  • こすり洗いをすること
  • 医師から指導されたケア用品を使用すること
  • コンタクトレンズとケア用品の添付文書を熟読すること
  • ケア用品を変える場合は必ず眼科医に相談すること
  • 「レンズの洗浄」は、コンタクトレンズの装用前と後に必ず行うこと
  • 目のまわりの化粧はなるべく避けること
  • ソフトコンタクトレンズのケアに水道水は使用しないこと

出典:日本コンタクトレンズ学会

コンタクトレンズを扱うときの注意事項

洗面器 イメージ

爪は丸く滑らかに切っておく

爪でひっかいてコンタクトレンズに傷をつけたり、やぶいたりしてしまうことがあります。

コンタクトレンズを取り扱う前は必ず手指を石鹸でよく洗う

コンタクトレンズをはずすときに手を洗わない人が多いので注意が必要です。

洗面台は清潔に!落としても見つかりやすい場所で

誤ってコンタクトレンズを洗面台に落としても、レンズが流失しないように、排水口に栓をするか、流失防止シートを使用しましょう。

化粧はコンタクトレンズを装着してから

石鹸で手を洗っても化粧品はなかなか落ちません。化粧品を扱った手でコンタクトレンズを扱うと化粧品がレンズについてしまいます。

コンタクトレンズは、なめない

ハードコンタクトレンズを装用する際に、レンズをなめてつける人がいますが、口の中の細菌やウィルスが目に入ってしまうことがあるので厳禁です。

コンタクトレンズは常によく観察する

コンタクトレンズに傷、破損、変形、落ちない汚れを認めたときは装用を中止し、眼科医に相談してください。

出典:日本コンタクトレンズ学会

レンズケアの方法

ハードコンタクトレンズ   洗浄 ⇒ すすぎ ⇒ ⇒ ⇒  保存

ソフトコンタクトレンズ   洗浄 ⇒ すすぎ ⇒ 消毒 ⇒ 保存

 

洗浄

コンタクトレンズに付着している汚れと微生物の除去が目的です。指でこすって汚れを落とす「こすり洗い」と薬剤につけて汚れを落とす「つけ置き洗浄」があります。

併用することがオススメです。

すすぎ

洗浄でレンズから離れた汚れや微生物、洗浄に使用した薬液を洗い流します。ハードコンタクトレンズは水道水、あるいはすすぎ専用液で行います。

ソフトコンタクレンズは保存液、あるいはマルチパーパスソリューション(多目的溶剤)で行います。

消毒(ソフトコンタクレンズのみ)

ソフトコンタクレンズは水を含む材質でできているために、細菌や真菌、アメーバなどが繁殖しないためにも消毒は必須です。

洗浄は不十分なまま消毒を行うと消毒効果が低下します。また、煮沸消毒では熱によってタンパク質がレンズに固着したり、
レンズが劣化したりするので注意が必要です。

保存

コンタクトレンズは表面が乾燥すると水漏れ性が悪くなり、レンズの汚れや曇りの原因になります。

レンズケースに保存液を満たして、必ず液中に保存します。

コンタクトレンズをきれいに保つ方法

こすり洗いで汚れを落とす

レンズケアで一番大切なのが「こすり洗い」です。きちんと指先でレンズをこすり洗いすることで、目の分泌物であるタンパク質や脂質を落とします

また微生物の発生を1000分の1ほどまでに減らすことが可能なのです。「こすり洗い」は「つけおき洗い」よりも強力な洗浄方法なのです。

ハードコンタクトレンズなら、手のひらにレンズを置き、洗浄液を数滴たらします。人差し指の腹をレンズの内側に軽く当てて、30回程度レンズを前後左右に動かしながらやさしくこすり洗いします。

ソフトコンタクトレンズなら、手のひらにレンズを置き、洗浄液を数滴たらします。人差し指の腹をレンズの内側に軽く当てて、30回程度レンズを一定方向にクルクルと泡立てるようにこすり洗いします。
ひっくり返して反対側も同様に洗います。

レンズケースを洗浄する

コンタクトレンズを保管しておくレンズケース本体やフタにも汚れや雑菌が蓄積しがちです。使うたびにぬめりがないようによくすすぎ洗いをしましょう。コンタクトレンズをしている間は洗って自然乾燥させておきましょう。

ハードコンタクトレンズのケースは、6か月~1年に1度は新品に交換。

ソフトコンタクトレンズのケースは、3か月に1度くらいのペースでレンズケースも新品に交換するとよいですね。

頑固なタンパク質を除去する

毎日のレンズケアをしていてもコンタクトレンズにはタンパク質の汚れが固着することがあります。そのような汚れを落とすために、週に1回か月に1回の割合で行うとすっきりします。

酵素で汚れを落とすタイプと塩素系洗浄剤で汚れを落とすタイプがあります。

レンズの汚れのチェック法

装用しているときに視界が曇ったり見えずらければ汚れているサインです。外した時にも、定期的にレンズの汚れをチェックしましょう。

ハードコンタクトレンズは、水けを切り、太陽や電灯の下で透かして見ます。白っぽくくもっていたり、脂分がついていたら汚れているということです。

ソフトコンタクトレンズは、透明なコップにレンズが浮かぶ程度の保存液を入れて明かりに透かしてみます。白濁や変形があったら汚れているということです。

さいごに

直接目に触れるコンタクレンズ。

コンタクトレンズの汚れを落とすためには「こすり洗い」が重要です。洗浄効果も消毒効果もこすり洗いを併用することで発揮されます。

ご紹介したのは日本コンタクトレンズ学会が推奨するものです。自分のコンタクレンズの特性や汚れの程度も個人によって異なりますのでそれに合わせて洗浄液や保存液も選ぶとよいですね。学会では、汚れ落ちが悪かったら眼科医に相談することも勧めています。

汚れたレンズで重篤な眼障害を引き起こすことにならないためにも、適切なお手入れで快適にコンタクトレンズを使いましょう。

お読みいただきありがとうございます。

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参考
http://www.clgakkai.jp/general/study.html
http://www.skincare-univ.com/article/018347/


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