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視能訓練士の仕事とは?目の専門家になる学校一覧

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「視能訓練士」は国家資格を持った医療技術者で目の専門家といえます。あまり聞きなれない職業かもしれませんが、眼科の領域に関することに詳しく視能検査と視能矯正のエキスパートなのです。

具体的にどのような仕事をしているのか、視能訓練士になるための学校をご紹介します。

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視能訓練士とは

「視能訓練士」は昭和46年(1971)に制定された「視能訓練士法」という法律に基づく国家資格をもった医療技術者です。眼科で医師の指示のもとに視能検査を行ない斜視や弱視の訓練治療にも携わっています。

法律が制定された当時は、斜視、弱視の視能訓練という専門分野のみを業務としていました。今では眼科一般分野での幅広い視能検査への業務分野は拡大し、活躍の場は広がっています。

1971年、第1回の厚生省国家試験が施行されて以来、1万879名 (2013/3/28現在)の有資格者が活躍しています。

視能訓練士の仕事とは

眼科の一般的な検査

  • 遠視、近視、乱視といったような屈折異常に関する検査
  • 白内障、緑内障などの眼疾患に関する検査
  • 眼鏡やコンタクトレンズの処方に関する検査

具体的には、視力検査、屈折検査、眼圧検査、視野検査、眼底・前眼部の写真撮影および解析、角膜形状検査、電気生理検査、超音波検査などのような検査を行っています。

斜視・弱視の視能矯正、訓練指導

視能訓練士は、両眼視機能の異常を持つ斜視、弱視の方に両眼視機能を回復させるための視能訓練と、これに必要な検査を行います。

具体的には、両眼視能検査、眼筋機能検査、斜視訓練、弱視訓練、精密屈折検査などを行います。

集団検診の視機能スクリーニング

眼疾患の予防には早期発見、早期治療が大切です。また、生活習慣病が眼科検診から見つかることもあります。病院だけでなく保健所での3歳児検診や学校や職場などの集団検診にも参加しています。

視力低下者のリハビリ指導(ロービジョンケア)

高齢化社会や生活習慣病により、視機能が十分に回復しない方が年々増えています。残っている視機能を生かす拡大鏡などの補助具を選び、その使い方を指導します。

視能訓練士になるには

視能訓練士になるためには、年に1回実施される国家試験に受験し合格しなければいけません。受験するには受験資格が必要になります。

全国にある視能訓練士養成施設に入学して、専門的な知識や技能を修得するのが一般的な方法です。受験資格の取得は以下のとおりです。

視能訓練士養成所を卒業

高卒後、指定された視能訓練養成施設で3年以上必要な知識や技術を習得

短大卒以上で視能訓練士養成所(1年以上)に修行

大学・短大卒及び看護学校卒の場合、1年以上の所定の教育課程を修める

外国の視能訓練に関する学校を卒業

外国の視能訓練士の学校を卒業し免許を取得した者で、日本の養成学校で学んだのと同等の技術があると厚生労働大臣が認定した者

 

以上、受験資格を得て国家資格に合格すると「視能訓練士」となります。

試験では、基礎医学大要、基礎視能矯正学、視能検査学、視能障害学、視能訓練学についての知識を問われます。2015年度に実施された第45回視能訓練士国家試験の合格者は788名、合格率は88.9%でした。

視能訓練士の受験資格が取得できる学校一覧

大学・短大

東北文化学園大学/宮城県
国際医療福祉大学/栃木県
北里大学/神奈川県
愛知淑徳大学/愛知県
川崎医療福祉大学/岡山県

新潟医療福祉大学/新潟県
帝京大学/東京都
平成医療短期大学/岐阜県
大阪人間科学大学/大阪府
九州保健福祉大学/宮崎県

専門学校

北海道ハイテクノロジー専門学校/北海道
仙台医健専門学校/宮城県
専門学校日本医科学大学校/埼玉県
首都医校/東京都
名古屋医専/愛知県

京都医健専門学校/京都府
大阪医療福祉専門学校/大阪府
松江総合医療専門学校/島根県
大分視機能訓練士専門学校/大分県
吉田学園医療歯科専門学校/北海道

東北文化学園専門学校/宮城県
新潟医療技術専門学校/新潟県
東京医薬専門学校/東京都
日本医歯薬専門学校/東京都
洛和会京都厚生学校/京都府

大阪医専/大阪府
神戸総合医療専門学校/兵庫県
福岡国際医療福祉学院/福岡県
西日本教育医療専門学校/熊本県

(2017年7月現在)

各学校の詳しい学校の情報はこちらから。

さいごに

視能訓練士の仕事とは。

視能訓練士は、人間の一生にかかわる「目」の健康管理のエキスパートです。眼科領域における専門技術者として、乳幼児からお年寄りまで世代を超えて大切な目の健康を守る手伝いを身近でしてくれる存在です。

眼科医1名に視能訓練士は2名以上必要とされていますが、その数は約1万6000人の眼科医に対して、視能訓練士は1万2000人と不足しています。高齢化社会や社会の状況から目に関する疾患は増加傾向にあり、今後の活躍が期待される職業といえます。専門の知識や技術に加え、幅広い世代や仕事の内容から柔軟な対応力が求められる職業でもあるようです。

お読みいただきありがとうございます。

参考
http://www.jaco.or.jp/日本視能訓練士協会
http://omeme.jp/全国視能訓練士学校協会


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